昨年末のレアル通貨に対するドルの為替はR$2.60から今ではR$3.24と25%以上上昇、またサンパウロ平均株価(Ibovespa)も大幅に減少しているために海外のプライベート・エクイティファンドにとってブラジル企業買収のチャンスとなっている。
連邦警察のラヴァ・ジャット作戦によるペトロブラス石油公社関連の汚職問題の影響で大手ゼネコンは資金調達で苦慮しており、またペトロブラスも137億ドルの投資削減を余儀なくされて同社の株価や汚職関連疑惑のあるゼネコンの株価も大幅に下げている。
2月の投資ファドのTarpon社は教育事業Abril 社を傘下に置くために13億レアルを投資、今年はすでに125件のM&Aで85億ドルの投資が行われており、今年は昨年並みの562億ドルのM&A関連投資が予想されている。
今年はサンパウロ証券取引所に上場している企業は買収防衛のために上場廃止をする企業が増加すると予想されており、英国資本BAT 社はSouza Cruz株100億レアルの買戻しを行っている。
昨年は通信事業のOi社による TIM社 の買収、Claro 社によるVivo社の買収がうわさになっていたが、今年は紙・パルプセクターや鉱業セクター、電話セクターでの買収や再編が予想されている。(2015年3月17日付けヴァロール紙)