2014年のサンパウロ証券取引所(BM&FBovespa)に新規株式公開(IPO)した企業は1社にとどまった一方で、上場廃止した企業は15社に達しており、今後も上場廃止企業が増加すると予想されている。
上場廃止した理由として上場維持には株主総会や決算開示、監査法人への報酬などの膨大なコストがかかり、また株式を公開していると「買い占め」の脅威に常にさらされていることになり、それを避けるに上場を廃止する企業が増えてきている。
2014年の上場廃止した企業15社のうち8社は第4四半期に集中しており、有価証券取引委員会(CVM)に上場廃止を申請している企業として、たばこメーカーのソウザ・クルース社並びにホテルチェーンのBHG社、 Bic Banco、 Companhia Providenciaがある。
また工作機械メーカーのロミ社並びにTarponファンドから13億レアルでの買収提案を受けているAbril社も上場廃止を検討していると予想されており、ソウザ・クルース社をコントロールしている英国資本のBritish American Tobacco社は、世界中の子会社の上場廃止を行っている。(2015年3月9日付けエスタード紙)