今年の47カ国対象のドルに対する各国通貨の下落幅の比較では、ナイジェリアの通貨ナイラが11.5%下落でトップ、スエーデンのスエーデン・クローナは7.5%下落、カナダドルは7.1%下落、ブラジルのレアルは6.6%下落している。
またエジプト・ポンドは6.5%下落、ユーロは6.3%下落、デンマーク・クローネは6.2%下落、トルコリラは5.3%下落、オーストラリア・ドルは5.0%下落、ロシア・ルーブルは4.8%下落している。
1月30日にジョアキン・レヴィ財務相はドルに対するレアル通貨の安定のための為替介入などによる放棄を発表、3月以降の為替スワップ介入の放棄の可能性を表明したために、レアル通貨に対するドルの為替は上昇の一途をたどっている。
また水不足や電力エネルギー不足による節水や節電の可能性が高まってきており、アルデミール・ベンジーニ氏のペトロブラス石油公社の総裁就任やミリアン・ベルシオール氏の連邦貯蓄金庫の総裁就任も金融市場では歓迎されていない。
米国による金融引き締め政策の開始の可能性がでてきており、今年中ごろにはレアル通貨に対するドルの為替はR$3.00、年末にはR$3.20になる可能性が予想されている。(2015年2月19日付けエスタード紙)