昨日のレアル通貨に対するドルの為替は米国の失業率の低下や小売業界の予想以上の売上増加の発表で、前日比1.49%上昇のR$2.651のドル高となって2005年4月以降では最高のドル高を記録した。
中銀は継続するドル高の為替に対して、今日12日に総額20億ドルの為替介入を発表したにも関わらず、外資系企業は年末に本国に対する利益・配当金を送金するためにドルの需要が増加するために、20億ドルの為替介入の効果は疑問視されている。
今月11日までのレアル通貨に対するドルの為替は3.27%上昇、今年はすでに12.52%上昇しているが、中銀の最後の通貨政策委員会(Copom)の議事録では次回の政策誘導金利(Selic)は金融市場関係者の予想である0.5%引上げを下回る0.25%引上げに留まると予想されているために、更なるドルの為替上昇につながっている。
昨日の中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁の談話によると、2015年の為替スワップ介入にはほとんど触れていないが、今後2週間以内に為替に対する政策を発表するとコメントしている。
ジョアキン・レヴィ財務相並びにネルソン・バルボーザ企画相の就任、アレシャンドレ・トンビーニ中銀総裁の続投で財政赤字の削減並びにインフレの抑制を掲げているために公共投資の削減が余儀なくされるために、2015年の国内総生産伸び率は僅かにとどまると予想されている。(2014年12月12日付けエスタード紙)