中銀の統計によると、今年10カ月間のドルの流入額から流出額を差引いたドルの流入残高は83億ドルで前年同期の60億ドルの流出残高から一転して大幅な流入残高を記録している。
大統領決選投票の結果が不透明にも関わらず、9月から継続しているレアル通貨に対するドル高の為替で10月のドルの流入残高は69億ドルを記録して、2013年5月の108億ドルの流入残高に次ぐ記録となっている。
また10月のドルの流入残高は10月の月間流入残高としては、2009年10月の146億ドルの流入残高に次ぐ記録になったと中銀では発表している。
10月の対内直接投資並びにサンパウロ証券取引所の株投資や国債購入などの金融投資、本国への利益・配当金の送金などの流入残高は54億ドルを記録している。
またジウマ大統領の再選によるドルの為替の上昇、金融市場関係者を驚かせた中銀による政策誘導金利(Selic)の引上げの影響で10月の最終週のドルの流入残高は39億ドルに達している。
中銀では10月のインフレ要因として第一次産品の値上げがインフレを押し上げており、中銀の10月のコモディティ指数(IC-Br)は前月比5.02%と大幅に上昇、8月~10月のIC-Br指数は4.66%、今年10カ月間のIC-Br指数は3.65%、過去12カ月間のIC-Br指数は9.14%となっている。(2014年11月6日付けエスタード紙)