第3四半期のブラジル銀行の純益は、ブラジルの国内経済の停滞に伴ってクレジット部門の伸び率低下が影響して前年同期比2.8%増加の27億8,000万レアルに留まった。
しかし第3四半期のブラジル銀行の決算発表では政策誘導金利(Selic)が11.0%と高止まりしていたにも関わらず、銀行業務コストの上昇で純益が圧迫された影響で昨日のブラジル銀行の株価は7.93%下落した。
ブラジル銀行が資本投資しているCielo社並びに BB Seguridade社の利益・配当金を除いたブラジル銀行の銀行業務による第3四半期の純益は前年同期比5.0%減少している。
ブラジル銀行の第3四半期の90日間以上の延滞率は前年同期比17%と大幅に増加、特に国内経済の停滞に伴って中小企業向けクレジットの延滞率が悪化してきている。
ブラジル銀行の延滞率はブラジル銀行よりも高いクレジット金利を取っている銀行業界の平均延滞率3.0%を大幅に下回る2.09%に留まっており、過去12カ月間のクレジット伸び率は12.3%、昨年のブラジル銀行のクレジット伸び率は20%、今年のクレジット伸び率は12%~16%が見込まれている。
ブラジル銀行の2013年9月の総資産は1兆2,590億レアル、今年9月は前年同月比13.7%増加の1兆4,310億レアル、前記同様にクレジット残高は6,522億レアル、12.3%増加の7,327億レアル、純資産は692億2,000万レアル、23.2%増加の812億4,000万レアルとなっている。(2014年11月6日付けエスタード紙)