昨日、イタウーウニバンコ銀行は第3四半期の決算を発表、第3四半期の純益は前年同期比35.3%増加の54億レアル、今年9カ月間の純益は147億レアルを記録している。
第1次ジウマ政権2年目の自動車購入向けクレジットの延滞率は急上昇した影響で民間銀行は一斉に与信審査強化でクレジットを縮小した一方で、公立銀行は連邦政府の要請に従ってクレジットを拡大したために、民間銀行はクレジット部門のマーケットシェアを失っていた経緯があった。
第3四半期の民間銀行の延滞率は5四半期連続で低下傾向となって最も低いレベルで推移しており、民間銀行は延滞率の低い大企業向けのクレジットの拡大、担保が確保できる住宅購入向けクレジットの拡大、延滞率の低い公務員や年金・恩給受給者向けの給与・年金口座連動型クレジットの拡大を積極的に行っている。
しかし延滞率の高い零細・小企業向けクレジット並びに自動車購入向けクレジットは与信強化によるクレジット縮小傾向を継続、2011年の自動車購入向けクレジットの延滞率は18%まで達したが、今では7.3%まで縮小している。
2013年9月のイタウー銀行の総資産は1兆820億レアル、今年9月は6.9%増加の1兆1、570億レアルに増加、前記同様に2013年9月のクレジット残高は4、810億レアル、11.5%増加の5、363億レアル、純資産は783億レアル、16%増加の908億レアルとなっている。(2014年11月5日付けエスタード紙)