ブラジル国内経済の低迷や10月の大統領選挙などの影響で、今年上半期のブラジル企業の海外からの利益・配当金の送金は、投資総額の僅かに0.45%に相当する13億1700万ドルと2002年以降では最低となっている。
ブラジル企業の海外での投資総額は2,925億500万ドルに達し、今年上半期のブラジル企業の海外からの利益・配当金の送金は、投資総額の僅かに0.45%とルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領候補の当選が濃厚になった2002年上半期の0.37%をわずかに上回っている。
2008年のリーマンブラザース破綻をきっかけとした世界金融危機から世界経済は完全に回復しておらず、また中国の国内総生産伸び率が減速していることもブラジル企業の海外での収益性の回復が遅れ要因となっている。
ブラジル企業の海外からの利益・配当金送金の比較では2009年上半期は投資総額の1.90%、2012年上半期は1.89%、2010年上半期は1.53%となっているが、昨年上半期は0.63%とブラジル国内経済の停滞に伴って大幅に減少している。(2014年8月13日付けエスタード紙)