アルゼンチン政府は7月30日までに米国ヘッジファンドに対する負債交渉に失敗すれば、デフォルト(債務不履行)入りを余儀なくされるが、デフォルトになれば近隣諸国が大きな影響を受けるために、メルコスール諸国はアルゼンチン政府がデフォルトを避けるための支持を表明している。
6月末にニューヨークの連邦地裁は、アルゼンチン政府に対して債務再編に応じた債権者への利払いの前に、債務再編に応じないホールドアウトファンドへの支払いを済ますように要請したために、アルゼンチンは再度デフォルトに陥る危機に瀕していたが、7月30日が返済期限となっている。
メルコスール諸国の高官はヴェネズエラの首都カラカスで会合を持ち、アルゼンチンがデフォルトに陥らないように返済期限の延長を要請、アルゼンチン政府は2015年1月からの返済開始が可能であると説明している。
6月17日に国際通貨基金(IMF)は、米最高裁判所がアルゼンチンのデフォルトした債券の再編に応じなかった投資家らへの支払い命令に対してアルゼンチンの上訴を退け、支払いを命じた連邦高等裁判所の判断の支持を表明していた。
アルゼンチン政府は、2001年にデフォルト以前に発行された債券の債権者に対し、6月30日までホールドアウトファンドのNMLキャピタルなどに13億3,000万ドルの支払を命じられたために、テクニカル・デフォルトに陥る可能性が濃厚となっていた経緯があった。(2014年7月29日付けエスタード紙)