M&Aを手掛けるGreenhill社の統計によると、今年上半期のブラジル企業のM&A案件は前年同期比15%減少したにも関わらず、M&A案件の成立総額は前年同期比58%増加の534億レアルに達している。
M&A案件の金額が5億レアル以上の案件は21件、6月のGP Investimennts社傘下のBR Towers社のAmerican Tower社による買収金額は21億8,000万レアルとなっている。
2013年のM&A案件は811件、M&A案件の成立総額は880億レアルであったが、今年は10月の大統領選挙の結果でM&A案件の増減が左右されると予想されている。
Greenhill社は昨年10月にブラジル国内に事務所を開設して20件以上のM&A案件を抱えているが、Tozzini Freire法律事務所は、今年すでに67件のM&Aを成立させている。
今年上半期のブラジル国内のM&A案件の23.7%はプライベート・エクイティファンドであり、プライベート・エクイティファンドによる72件のM&A案件のうち5億レアル以下の案件は73%に達している。
デロイト社のレイナルド・グラソン氏は、今年のM&A案件はファミリー企業や株式を上場していない企業が多い中西部地位や北東部地域で増加傾向となっていると説明、また外国人投資家や投資ファンドはこの地域のポテンシャル拡大に注目している。(2014年7月8日付けエスタード紙)