ブラジル金融・経営・経理部門エグゼクティヴ協会(Anefac)の調査によると、一般消費者向け分割払いやクレジットの商業銀行の平均金利は5.98%、年利は100.76%と12カ月連続で上昇している。
2013年4月から政策誘導金利(Selic)は上昇サイクルに転じたが、2013年3月から今年5月までのSelic金利は7.25%から11.0%と3.75%上昇したにも関わらず、一般消費者向け銀行金利は、約3倍に相当する12.79%上昇している。
銀行の延滞率はそれほど上昇していないにも関わらず、銀行スプレッドが上昇したために、一般消費者向け銀行金利が大幅に上昇してきており、新車購入向けのクレジットの分割払いは、72カ月から60カ月に短縮されている。
現在の商業銀行の平均延滞率は6.5%と1年前の7.5%を下回っているが、サンパウロ州商業連盟(Fecomercio-SP)のエコノミストのファビオ・ベンテス氏は、今年12月には延滞率は7.1%まで上昇すると予想している。
Fecomercio-SPの5月の雇用調査によると、調査対象の28%は6か月前よりも失業の可能性が増してきていると回答している。(2014年6月10日付けエスタード紙)