3月17日にウクライナ南部のクリミア半島で行われた住民投票でロシア編入への賛成票が95%を超え、クリミア自治共和国の議会は、ウクライナからの独立を宣言したが、投票の無効を主張する欧米は、ロシア制裁の強化決定を発表している。
米国並びにヨーロッパ連合によるロシアに対する経済制裁を発表した影響で、海外投資家は、ロシアからの投資金を相次いで引き上げており、今年はすでに700億ドルがロシアから逃避して、ロシア以外の新興国に資金が流入している。
今年1月並びに2月のブラジルからの資金逃避は、流入を上回っていたにも関わらず、クリミア自治共和国の独立などの問題が発生後の3月の20日までのブラジルへの海外投資家による資金流入は、5億5,200万ドルに達している。
特にロシアからの資金は、ブラジル並びにトルコ、インド、オーストラリアに流出しており、今年のロシアの平均株価指数であるRTS指数は17.74%下落、ドルに対するブラジルのレアル通貨は4.34%上昇している一方で、ルーブルは7.84%下落している。(2014年3月31日付けヴァロール紙)