政策誘導金利(Selic)が10.75%まで上昇しており、またインフラ関連投資に対する海外投資家並びに個人投資家に対する所得税の免税で、債券の利率は高くなるにも関わらず、信用度が高い優良企業にとって社債発行のチャンスとなっている。
しかし今年は6月12日から開催されるサッカーのワールドカップ並びに10月の大統領選があるために、ブラジルの大企業にとってワールドカップ開催前に社債発行を行う必要がある。
今後ブラジル企業によるワールドカップ前の社債発行総額は110億レアルに達すると予想されているが、今現在、社債発行が確認されているのは、化粧品メーカーのナツーラ社並びに保険会社のSulAmerica、水力発電所サント・アントニオ・エネルジア、グアルーリョス空港の民営化コンセッション企業のGRUなどで総額46億レアルの社債発行が確認されている。
今年初めの2カ月間のブラジル企業による社債発行は、前年同期比39%減少の22億レアル、そのうち10億レアルはヴァーレ社の社債発行となっており、Itau BBA社のフェリッペ・ヴィルベルグ氏は、「4月と5月が今年の社債発行にとって最適である」と説明している。
保険会社のSulAmerica社は7億5,000万レアルの社債発行を予定、水力発電所サント・アントニオ・エネルジア社は7億レアル、化粧品メーカーのナツーラ社は6億レアルの社債発行を予定している。
またIochpe-Maxion社は5億7,000万レアルの社債発行を予定、 小売業のLojas Renner社は4億2,000万レアル、 Centrovias社は4億レアル、 AES Tiete社は3億レアル、 GRU Airport 社は3億レアル、Ferreira Gomes Energia社は2億1,200万レアル、 RCI社は2億レアル、 Vianorte社は1億5,000万レアルの社債発行を予定している。(2014年3月13日付けヴァロール紙)