今年初めの2週間の新興国の海外での外債発行などによる資金調達は363億ドルに達して、英国のDealogic社が2000年から統計を取り始めてからでは記録を更新している。
今年初めの2週間のラテンアメリカ諸国の政府機関や民間企業による外債発行は、5件で資金調達総額は106億ドル、そのうちブラジルのペトロブラス並びに社会経済開発銀行(BNDES)の外債発行による資金調達は59億ドルとなっている。
ラテンアメリカの4企業が外債発行のためにロードショーを行っており、メキシコの石油関連企業Pemex社は15億ドルの資金調達のためにロードショーを行っている。
またペルーの鉱業関連企業のAres社は3億5,000万ドルの資金調達を目的にロードショーを実施、ペルーのペルークレジット銀行は2億ドル、中央アメリカの小売業Unicomer社もロードショーを開始する予定となっている。
BNDES銀行はヨーロッパでの外債発行で6億5,000万ユーロの資金調達を行ったにも関わらず、目的の半分以下の資金調達に留まっており、またブラジル銀行は円建ての外債発行を予定している。
バークレイズ銀行の2014年のラテンアメリカの外債発行は1,100億ドルを予想しているが、2013年の1,200億ドルの外債発行額を下回ると予想、ブラジルの政府機関や民間企業による外債発行はラテンアメリカ全体の50%を占めると予想している。
またラテンアメリカ並びに東欧、中近東、アフリカを含めた2014年の外債発行総額は1,910億ドルに達すると予想して昨年の1,600億ドルを上回るとバークレイ銀行では見込んでいる。(2014年1月16日付けヴァロール紙)