過去数年に亘ってブラジルの国内総生産(GDP)伸び率が低率にとどまっており、また道路並びに港湾、鉄道などのインフラ整備向け民営化コンセッションの入札が大幅に遅れており、海外投資家は、ブラジルよりもメキシコなどのラテンアメリカ諸国に注目している。
海外投資家はGDP伸び率が堅調なメキシコ並びにコロンビア、チリ、ペルーに注目しており、スイスクレジット銀行のマルセロ・カヤチ氏は、昨年ブラジル並びにメキシコでそれぞれ新規株式公開(IPO)の案件5件を担当したが、海外投資家のブラジルへの投資意欲はそがれてきている一方で、メキシコへの注目は増加してきていると説明している。
2013年初めのブラジル国内でのIPOによる株式の90%は海外投資家であったが、2013年12月のVia Varejo社のIPOでは、海外投資家の株式取得は全体の74.6%、CPFLのIPOでは僅かに25%に留まっている。
BB Seguridade社による新規株式公開(IPO)では114億7,000万レアルの資金を調達して2009年のスペイン資本サンタンデール銀行の140億レアルに次ぐ資金調達に成功、また今年はRandon社グループの自動車パーツ企業のIPOが予想されている。(2014年1月14日付けエスタード紙)