ブラジル中央電力公社(Eletrobras)傘下の19グループ企業の今年10カ月間の投資などによる支出は、予算102億4,000万レアルの43%に留まっているにも関わらず、昨年のEletrobrasの支出は、予算の69%に相当する59億レアルであった。
Eletrobrasの第3四半期の売上は前年同期比9.2%減少の60億レアル、純益は9億1,500万レアルの赤字を計上、今年9カ月間の税引き前利益に支払利息と減価償却費を加算したEBITDAは、前年同期比70%と大幅に減少している。
2015年から2017年にかけて42電力エネルギー配給コンセッション契約が終了するのに伴い、契約延長をするためには2012年までに電力コンセッションに関する規則の変更や電力料金の値下げなどがEletrobrasの第3四半期の売上並びに純益の悪化の要因となっている。
Eletrobras以外の公社の2006年以降の平均投資額は予算の82.3%で推移、今年10カ月間の投資は予算の75%相当の830億レアル、今年の予算1,110億レアルのうち100億レアルが消化しきれないと予想されている。
2014年のEletrobra以外の公社の投資などによる予算は、1,056億レアルが見込まれているにも関わらず、環境ライセンスの認可の遅れ並びに異常降雨の影響、プロジェクトの予算見直しやアウトソーシングコストの上昇などで、プロジェクトを計画通りに進めるのは容易ではない。
今年10カ月間の7港湾公社の投資は予算の22%にとどまっており、連邦会計調査院(TCU)は、サントス港湾やパラー州内の港湾ターミナル民営化コンセッション入札に対する港湾料金の設定や投資額の算出などに不備があると指摘して、年内の入札が危ぶまれている。(2013年12月11日付けエスタード紙)