中国建設銀行(CCB)は、ブラジル民間銀行のBIC BANCOの株式73.96%を16億2,000万レアルで買収、今後も大型インフラ整備プロジェクトが目白押しのブラジル進出に足掛かりを築いた。
中国建設銀行は、中国で2番目の商業銀行で総資産は14兆8590億元(約5兆5,000億レアル)、クレジット残高は8兆950億元(約3兆レアル)、香港並びに上海で上場している。
中国建設銀行の時価総額は1,800億ドル(約3,960億レアル)、中国全土に1万4,000支店を擁して34万5,000人の従業員を抱えており、ブラジルの民間商業銀行の15位以内に入っているBIC BANCOの買収に成功した。
昨年、中国建設銀行は、ドイツの銀行ウェストエルビー・アーゲー(WestLB AG)のブラジル子会社のウェストエルビー・ブラジル銀行(BANCO WestLB do Brasil S.A.)の買収を試みたにも関わらず、みずほコーポレート銀行が同銀行の発行済株式の100%を取得した。
ブラジルにとって中国は米国を追い抜いて最大の貿易相手国となっており、中国の国営企業や民間銀行は、ブラジルのインフラ整備プロジェクト入札に大挙して参入すると予想されている。
BIC BANCOのクレジット残高はブラジル民間商業銀行で11位、特に中規模企業向けの法人クレジットに強みを持っており、クレジット残高は116億1,000万レアル、中銀は国際的に活動する銀行等に信用リスク等を加味して、一定以上の自己資本比率を求める国際的統一基準であるバーゼル指数を最低でも11%以上維持するように、商業銀行に指導しているが、BIC BANCOのバーゼル指数は18.5%となっている。(2013年11月1日付けエスタード紙)