国際決済銀行(BIS)の報告によると、銀行による第2四半期のブラジルへのノンバンク金融機関や政府、企業などへの海外融資は、前四半期比で410億ドル減少、全世界の銀行による第2四半期の海外融資(対銀行を除く)が2,290億ドル減少して、2011年以来の大幅な落ち込みを記録している。
銀行の第1四半期のブラジルへのノンバンク金融機関や政府、企業などへの融資は、390億ドル増加していたにも関わらず、世界的に第2四半期の融資が縮小したのは、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が記者会見で、米国経済がFRBの予測通り改善するなら年内に量的緩和策の縮小に踏み切ると発言したことがきっかけとなっている。
銀行以外への融資の減少は先進諸国間で広く見られ、米国向けが720億ドル減、ユーロ圏向けが440億ドル減、英国向けが160億ドル減少、日本向けは130億ドル、スイス向けも120億ドルとそれぞれ減少した。
しかし第2四半期の中国並びに台湾、トルコ向け融資は増加しており、中国への融資は540億ドル増加、ブラジル並びにメキシコ、ロシア、インド向け融資は減少している。
第2四半期のラテンアメリカ向け融資は470億ドル減少、メキシコ向けは70億ドル、ロシア向けは80億ドルそれぞれ減少、先進諸国への融資は1,790億ドル減少している。(2013年10月22日付けエスタード紙)