企業経営者や一般消費者は、国内総生産(GDP)伸び率の下方修正やインフレ指数が高止まりしているために、企業経営者や一般消費者は、現実よりも悲観的になっていると中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁はコメントしている。
全国工業連合(CNI)の企業経営者の景況感調査によると、9月の鉱工業部門の企業経営者の景況感は、54.2ポイントに達して8月の前月比1.7ポイント増加の52.5ポイントと2カ月連続で上昇、景気の回復傾向を示してきている。
またトンビーニ総裁は連邦政府による企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額20.0%の納付率の免税に対して、売上の1.0%から2.0%の課税で企業負担を軽減する減税政策や電力料金の引き下げなどでブラジルの製造業部門の競争力が改善、今年の穀物生産が記録更新すると予想されている農畜産部門やサービス部門も先行きが明るいとコメントしている。
中銀は8月末に1週間当たり30億ドルの通貨スワップと信用枠の入札を実施して、レアル通貨に対するドル高の為替を阻止する政策を実施後はすでにレアル通貨に対するドルの為替は8.0%下落、また米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策縮小の先送りをしたことも更にドルの為替が下がると予想されており、輸入製品価格の減少でインフレ圧力が緩和すると予想されている。(2013年9月19日付けエスタード紙)