最近のドル高の為替で紙・パルプ、鉱業、鉄鋼、食品産業にとっては追い風となっているセクターはあるが、ドル高でジェット燃料が高騰している航空業界には、逆風となって収益悪化が拡大している。
輸出が大きな比重を占める紙・パルプ業界にとってドル高の為替は追い風となっており、Fibria 社にとって10%のドル高は6億6,000万レアルの収益アップにつながり、Suzano社にとっては、3億1,000万レアルの収益アップにつながる。
現在の鉄鉱石価格は、トン当たり334レアルと2011年9月のピーク時の僅か2.7%低い価格となっており、またパルプ価格は1,903レアルと2002年10月のピーク時よりも僅かに4.3%低い価格となっている。
ミナルヴァ社は自社の食料製品の80%を輸出しているためにドル高の為替は追い風となっているが、ドル高は航空会社にとってジェット燃料の支払いが大幅に上昇するために収益を圧迫する。
ペトロブラス石油公社は海外で購入した石油派生品価格より国内での販売価格が20%低いために、四半期ごとに20億ドルの赤字計上を余儀なくされており、ドル高の為替は益々赤字拡大につながる。(2013年8月27日付けヴァロール紙)