中銀によるドル介入にも関わらず、昨日のレアル通貨に対するドルの為替は0.08%上昇のR$2.438、今月はすでに7.02%上昇、今年は19.22%も高騰して今後もドル高の為替が継続すると予想されている。
レアル通貨が過去1カ月間に世界で最も下落したことを受け、中銀は1週間当たり30億ドルの通貨スワップと信用枠の入札を実施すると発表、レアルに対するドル高の為替を阻止する。
米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小観測が起因して新興国の通貨が軒並み下落しており、レアル安は輸入製品の価格上昇に伴ってインフレ率加速を招く恐れがある。
中銀は毎週月、火、水、木曜日にそれぞれ5億ドルずつ通貨スワップ入札を実施、金曜日に10億ドルの信用枠入札を予定、これらのドル介入は今日23日から開始して12月31日まで通貨スワップと信用枠の入札を継続して、レアル安の為替を阻止する。
中銀は今年4月以降、政策誘導金利(Selic)を3回連続して引上げているにも関わらず、インフレ率は中銀の目標レンジの上限許容値6.5%に近い数字で推移している。
中銀が今回発表した通貨スワップと信用枠の入札を実施するドル介入措置は、年末までに合わせて600億ドル余りの規模に達すると予想されているが、一部のエコノミストはFRB理事会による量的緩和縮小が開始されれば新興国の通貨安は収まる可能性があると予想している。(2013年8月23日付けエスタード紙)