米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は、記者会見で米国経済がFRBの予測通り改善するなら、年内に量的緩和策の縮小に踏み切り、来年半ばに終了する可能性があると発表した影響で、新興国の通貨を中心としてドル高の為替になってきており、また海外投資家がブラジルから投資金を引上げている影響で、サンパウロ平均株価(Ibovespa)は4万5,000ポイント前後で低迷している。
ドル高や政策誘導金利(Selic)の引上げに伴って全面的な株安にも関わらず、セアラー州などで風力発電事業を手がけるCPFL Renovaveis社は、新規株式公開(IPO)を準備中であり、IPOを準備中の企業はCPFLのIPOに注目しており、12億1,400万レアルの資金調達を目標にしている。
5月の海外投資家によるサンパウロ証券取引所(Bovespa)からの投資金引き上げは11億5,000万レアル、6月は40億レアル、今月10日までには8億2,655万レアルの投資金を引上げているため全面的な株価の下落傾向となっている。
今年のIPOによる資金調達総額は148億5,000万レアル、Bovespa取引所のIPOによる資金調達記録はスペイン資本サンタンデール銀行による240億レアルであった。
今年中にIPOを予定しているのは、Klabin 社並びにVia Varejo社でVix Logistica社、 Cedae社並びに10億レアルの資金調達を予定しているAzul Linhas Aereas社はIPOを先送りしている。(2013年7月15日付けエスタード紙)