今年初め5カ月間の製造業部門向けの社会経済開発銀行(BNDES)の融資は、設備投資用の機械・装置購入の投資持続プログラム(PSI)向けクレジットが牽引して、前年同期比123%と大幅に増加している。
また今年初め5カ月間のBNDES銀行による製造業部門、農畜産、商業やインフラ部門などの融資総額は前年同期比67%増加、そのうち1/3以上に相当する258億レアルが製造業部門への融資となっている。
金利の非常に安いPSIプログラム向けクレジットを利用して主にトラック、機械・装置を購入しているが、特に今年の穀物生産が記録を更新すると予想されている農畜産部門の融資が好調に推移している。
今年5カ月間の農畜産部門への融資総額は前年同期比115%増加の80億8,000万レアル、インフラ部門は連邦政府のインフラプロジェクトの入札などが遅れている影響で僅かに19%増加の207億3,400万レアル、商業・サービス部門は66%増加の183億7,900万レアルとなっている。
今年5カ月間の製造業部門のセクター別融資では鉱業セクターは27%増加の6億4,800万レアル、食品・飲料セクターは81%増加の33億5,700万レアル、繊維・衣料セクターは57%増加の9億5,600万レアルとなっている。
前記同様に紙・パルプセクターへの融資総額は18%増加の23億3,500万レアル、化学・石油化学セクターは229%増加の45億1,100万レアル、金属セクターは102%増加の17億4,700万レアル、機械セクターは184%増加の29億5,200万レアル、輸送関連セクターは228%増加の54億300万レアル、その他は127%増加の39億4,400万レアルとなっている。
企業経営者の投資意欲のバロメーターとなる今年5カ月間のBNDES銀行へのクレジット申請は、前年同期比9.0%増加の1,027億レアルに達しており、同銀行企画部のクラウジオ・レアル氏は、今年下半期に実施が予定されている電力セクターやインフラセクターの入札に多くの企業が参加すると予想、下半期のクレジット申請が更に増加すると見込んでいる。
製造業部門のみならず、すべての部門で二桁の伸び率を示しており、BNDES銀行では、今年のクレジット総額は昨年の1560億レアルを上回ると予想している。(2013年7月12日付けヴァロール紙)