米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は、記者会見で米国経済がFRBの予測通り改善するなら、年内に量的緩和策の縮小に踏み切り、来年半ばに終了する可能性があると発表した影響で新興国の通貨を中心としてドル高の為替になってきており、6月の投資収益率比較では、唯一、商業ドルが3.91%とインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)0.75%を大きく上回った。
昨年5月4日以前に預金されてSelic金利連動でないポウパンサ預金の6月の収益率は0.5%、小口銀行間預金ファンド(DI)の投資の収益率は0.48%、10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)の収益率は0.44%、Selic金利連動のポウパンサ預金の収益率は0.42%、小口のCDB預金証は0.38%とそれぞれIPCA指数を下回っている。
また6月の金投資の収益率はマイナス6.55%、サンパウロ平均株価(Ibovespa)はマイナス11.31%とそれぞれ大幅に下落しており、中国の経済成長率の大幅な下方修正で鉱物や農産物の国際コモディティ価格の上昇が見込めないために、今後もIbovespa株価の上昇が見込めない。
今年6カ月間の商業ドルの投資収益率は、9.10%と他の投資の収益率を圧倒しており、2位はSelic金利連動しないポウパンサ預金が3.04%、DIファンドが2.75%、10万レアル以上のCDB預金証が2.70%、Selic金利連動のポウパンサ預金が2.52%であった。
また今年6カ月間の小口のDIファンドの収益率は、インフレ指数のIGP-M1.74% を上回る2.20%、金投資はマイナス19.27%、Ibovespa平均株価の収益率はマイナス22.14%であった。(2013年6月29日付けエスタード紙)