ブラジルの一般消費者の銀行に対する支払いでは、延滞率が低い給与・年金口座連動型クレジットの利用が大幅に増加してきており、中銀の調査による過去12カ月間の給与・年金口座連動型クレジットは、前年同期比20.8%と大幅に増加している。
また4月の過去12カ月間のクレジットカードによる支払いは、15.4%増加してきている一方で、新車購入向けクレジットは5.9%減少してきており、国内経済の停滞に伴って資本財向けクレジットが縮小してきている。
4月の給与・年金口座連動型クレジットは、クレジット全体の28.6%と新車購入向けクレジット27.2%を上回っており、全国商業連合(CNC)の調査によると、1か月の収入が最低給与の10倍に相当する6,780レアル以下の家庭の65.8%は負債を抱えている。
今年初めの4カ月間の個人向けクレジットは、前年同期比25%増加してクレジットカードの12%の増加率を大幅に上回っており、イタウー銀行の第1四半期の給与・年金口座連動型クレジットは20%増加、ブラデスコ銀行は22%増加している。
中銀の発表によると4月の給与・年金口座連動型クレジットの平均年利は24.3%、特別小切手税と呼ばれる口座借越残クレジットの平均年利は136.8%、イタウー銀行では新車購入向けクレジットの延滞率上昇に伴って、与信審査を厳しくしてきている。(2013年6月24日付けエスタード紙)