実業家エイケ・バチスタ氏のホールディング企業EBX社の多くのグループ企業は、金融業界からの信用不振を発端とした企業の危機が1年以上継続して、グループ企業の株価が軒並み暴落している。
過去1年間のグループ企業のOGX社の株価は91.08%下落、 MMX 社は79.51%、OSX社は87.37%、 LLX 社は51.02%、MPX社は24.42%とそれぞれ大幅に下落している。
株式を公開しているOGX社、MPX社、OSX社並びにLLX 社の返済期間が2014年2月までの負債総額は42億レアルに達しており、5月にドイツ資本の電力大手エーオン(E.ON)社は、EBXグループ傘下のエネルギー企業MPX社に14億レアルを投資して資本参加したために、バチスタ氏の持株比率は53.5%から23.7%に減少している。
短期間のグループ企業の負債として、OSX社は6月21日までにItau Nassau社に5億2,310万レアル、 OSX社は8月15日までに社会経済開発銀行(BNDES)に4億9,210万レアル、LLX 社は9月15日までにBNDES銀行に5億2,700万レアルを返済しなければならない。
バチスタ氏はOSX社の立て直しに企業再生で有名なAlvarez&Marsal社と契約、またグループ企業の経営陣の更新や従業員の解雇などを進めているにも関わらず、グループ企業の株価の下落や収益がさらに悪化してきている。
石油・天然ガス開発会社OGX社は、マレーシアのペトロナス社に対してカンポス海盆のツバロン・マルテロ油田の権益40%を8億5,000万ドルで譲渡、第1回目の支払いは2億5,000万ドルだけとなっている。
バチスタ氏は資金調達や負債返済のために、グループ企業の建設・不動産関連企業REX社は、リオ市のグロリアホテルを売り出しており、またリオ市の高級住宅・商業地域のバーラ・ダ・チジューカの70万平方メートルの土地、アメリカシス大通りに面した3万平方メートルの土地をそれぞれ売り出しており、また造船所の建設を予定していたサンタ・カタリーナ州ビグアス市の250万平方メートルの土地は既に手放している。(2013年6月21日付けヴァロール紙)