レアル通貨の下落によるインフレ圧力の増加やサンパウロ平均株価(Ibovespa)の下落などブラジルのマクロ経済が停滞しているために、今年中に新規株式公開(IPO)を検討していた企業は軒並みIPO公開を先送りしている。
電力エネルギーのCPFL Renováveis社は、ブラジルのマクロ経済が低調にも関わらず、IPOを実施するとBTG パクツアル銀行では予想しているが、ヴォトランチン・セメントは国内経済の停滞並びに企業経営に関する問題漏洩などで、IPO公開を実施しても期待している資金が得られないとIPO公開を先送りすると予想されている。
国内3位の航空会社アズールは10億レアルの資金調達のためにIPO公開の実施を予定していたにも関わらず、ブラジルのマクロ経済の悪化に伴って予定の資金調達が難しいために、IPO公開を先送りする。
IPO公開の実施が予定されているのはKlabin社、 Via Varejo社並びに MPX社、しかしKlabin社のファービオ・シュヴァルツマン取締役は、国内経済が回復するまでIPOは実施しないと説明している。
コザン社とシェル社のジョイントベンチャー企業のRaizen社は、有価証券取引委員会(CVM)にIPO公開の登録を申請、鋳物メーカーのツピー社はIPO公開を先送りすると見込まれている(2013年6月19日付けエスタード紙)