中銀の最終フォーカスレポートによると、連邦政府による一連の経済活性化政策の導入にも関わらず、一向に国内経済の回復傾向の兆候が表れていないために、今年のGDP伸び率は前回予想の2.77%から2.53%に下方修正、2014年も3.4%から3.2%に下方修正されている。
5月の中銀の通貨政策委員会(Copom)は、インフレ圧力の増加に伴って政策誘導金利(Selic)を全会一致で0.5%引上げて8.0%に決定、7月のCopom委員会では更に0.5%のSelic金利の引き上げが予想されており、今年末には8.75%まで上昇すると見込まれている。
フォーカスレポート作成に協力する多くの金融アナリストは、2014年11月のCopom委員会でSelic金利は9.0%に引き上げられると予想、2013年末並びに2014年末のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は5.80%に据え置かれている。
今年末のレアル通貨に対するドルはR$2.10,2014年末にはR$2.15とそれぞれ予想、今年の貿易収支黒字は73億5,000万ドル、経常収支赤字は730億ドル、2014年は790億ドル、今年の対内直接投資は600億ドルが予想されている。(2013年6月11日付けエスタード紙)