国際通貨基金(IMF)の調査によると、各国の中銀の外貨準備高に占めるドル通貨の比率が徐々に減少してきており、2002年のドル通貨の比率は71.6%であったが、2012年は61.9%と約10%減少している。
過去10年間の各国中銀の外貨準備高は、350%増加の10兆9,400億ドルに達しており、ユーロによる外貨準備高の比率は2002年の19.7%から昨年は23.9%に増加している。
世界の外貨準備高に占める円通貨の比率は、2002年の4.4%から昨年は3.9%に減少、一方、ポンド通貨は2.7%から4.0%に増加、その他の通貨は1.3%から6.1%と大幅に増加してきている。
中国は外貨準備高の通貨の構成比率を発表していないが、中国の米国債の所有比率は2002年の9.6%から昨年は22%に相当する1兆2,200億ドルに達している。
昨年末の発展途上国の外貨準備高は世界全体の66.3%を占めており、2002年の40%から大幅に上昇、昨年末の中国の外貨準備高は3兆3,100億ドル、ブラジルは3,790億ドル、ヨーロッパ連合は6,750億ドル、日本は1兆2,600億ドルとなっている。(2013年5月14日付けヴァロール紙)