2012年第1四半期のラテンアメリカ地域でのブラジル政府による外債発行やブラジル企業による社債発行総額は、247億ドルで全体の56.7%を占めていたが、今年同期は84億9,100万ドルと32.1%に減少している。
しかし今年第1四半期の社債や外債発行ではメキシコ、チリ、コロンビア並びにペルーがシェアを拡大、特にチリは2012年の3.7%から11.7%と大幅にシェアを拡大している。
今年第1四半期のチリの社債や外債発行額は、30億9,800万ドルと大幅に増加、コロンビアは32億9,000万ドルと前年のシェア7.1%から12.4%に拡大、コロンビア資本のPacific Rubiales社は、償還期間が2023年の社債発行で10億ドルを調達、年利は5.125%であった。
スタンダード&プアーズの格付けが"BB+"のブラジル資本Cosan社は、今年3月に社債発行で5億ドルを調達、年利は5.15%、またメキシコ資本のセメントや建材メーカーのCemex社は、社債発行で6億ドルを調達年利は6.0%であった。
今年第1四半期のブラジルの社債や国債発行のシェアが落ちた要因として、2012年第1四半期にペトロブラス石油公社、ヴァーレ社、オデブレヒト社、ブラデスコ銀行、ブラジル銀行、イタウー銀行などが一斉に社債を発行した影響で、今年第1四半期のシェアが大幅に減少した。(2013年4月4日付けヴァロール紙)
