エコノマチカ社の調査によると、昨年の325上場企業の純益は前年比33.29%減少の1284億レアル、特にコモディティ関連企業、建設・不動産並びに金融機関の純益が大幅に下落している。
また昨年のペトロブラス石油公社、ブラジル銀行並びにエレトロブラス電力公社を除いた純益は、前年比27.95%減少となっている。
純益の下落率では建設・不動産セクターが最も大きく、2011年の同セクターの純益は34億レアルであったが、昨年は10億3,000万レアルと130.44%と大幅に減少、特にPDG Realty社は21億7,000万レアルの赤字を計上している。
ビルやアパートなどの建設前に建設業者は見積もりを取るが、建設中に人件費や建材などが大幅に上昇するために、純益を圧迫しているとエスピリット・サント銀行のアナリストのカタリーナ・ペドローザ氏は説明している。
昨年初めのレアル通貨の為替はR$1.87 、年末は2.04%と大幅に下落した影響で、外貨の負債を多く抱えている昨年の金属・鉄鋼セクターの平均純益は103%減少、鉱業セクターは76%減少、電力エネルギーセクターは61%減少して、収益を圧迫されている。
石油・天然ガスセクターは、連邦政府による燃料価格の据置、金融機関セクターは、連邦政府による公立銀行への金利の引き下げ要請、電力エネルギーセクターは連邦政府による新規コンセッション契約の導入などの要因で、純益が大幅に悪化していた。
昨年の消費財セクター並びに商業セクターの純益は前年の438億レアルから451億レアルに増加、特にAmbev社の純益は20%増加、教育セクターのKrotonの純益は540%、レストランセクターの IMC社の純益は950%増加している。(2013年4月3日付けエスタード紙)

