2007年のサンパウロ証券取引所(Bovespa)での新規株式上場(IPO)は64企業であったが、2008年のリーマンブラザーズ銀行の破綻をきっかけとした世界金融危機後のIPOは、大幅に減少している。
またヨーロッパ連合国の債務危機や米国の景気減速、更にキプロスの金融危機の発生などの要因で、今年のIPOは昨年並みに留まると予想されており、今年すでに株式上場したのは1件に留まっている。
実業家エイケ・バチスタ氏のグループ企業の石油・天然ガス開発企業OGX 社の過去12カ月間の株価は、86.64%と大幅な下落を記録、今年は48.17%下落、前記同様に鉄鉱石開発企業のMMX社は72.62%、45.39%それぞれ下落している。
またバチスタ氏傘下のLLX社の過去12カ月間の株価は50.13%、今年は20%とそれぞれ下落しているために、それぞれのグループ企業は、今後の投資向けの資金調達が非常に難しくなっている
今年の国内総生産(GDP)伸び率は、昨年の0.9%の伸び率を大幅に上回る3.0%が予想されており、また政策誘導金利(Selic)が過去最低の7.25%に留まっているにも関わらず、今年並びに来年のIPOによる新規株式公開は、一桁台に留まると予想されている。(2013年3月25日付けエスタード紙)
