格付け会社ムーディーズは、社会経済開発銀行(BNDES) 並びに連邦貯蓄金庫(Caixa)の格付けをA3から Baa2に2段階格下げしたが、見通しはポジティブとなっている。
中銀は国際的に活動する銀行等に信用リスク等を加味して、一定以上の自己資本比率を求める国際的統一基準であるバーゼル指数を最低でも11%以上維持するように、商業銀行に指導している。
BNDES銀行並びにCaixa金庫の格下げされた要因として、ヨーロッパ連合国の債務危機や米国の景気減速の影響を避けるために、連邦政府は法人並びに個人向けのクレジット拡大を公立銀行に要請していた。
2012年12月のBNDES銀行のバーゼル指数のレベル1は8.4%、Caixa金庫は6.62%と2012年6月の平均指数12.4%を大幅に下回っており、バーゼル指数のレベル1では最低でも11.0%を上回る必要がある。
過去3年間のCaixa金庫のクレジット額は年率平均で40%増加、商業銀行の平均のクレジット伸び率を大幅に上回って、バーゼル指数のレベル1が大幅に下がってきている。(2013年3月21日付けエスタード紙)