社会経済開発銀行(BNDES)の投資管理会社であるBNDES出資会社(BNDESPar)による資本参加などによる投資は、石油・天然ガスセクター、鉱物資源セクター、電力エネルギーセクター、食品セクター並びに紙・パルプセクター向けが全体の89%と集中している。
石油・天然ガスセクター、鉱物資源セクター並びに電力エネルギーセクターへの2002年の直接並びに間接投資比率は54%であったが、2012年には75%まで増加している。
BNDESPar会社の昨年末の出資している企業の時価総額は745億レアル、そのうち主要5セクターの時価総額は663億レアル、82億レアルがそれ以外のセクターへの投資であった。
2002年の同社が出資している企業の持株の時価総額は162億レアルであったが、昨年末には745億レアル、株式市場が好調であった2010年末の持株の時価総額は1,020億レアルであった。
2010年に増資を行ったペトロブラスのBNDESPar会社の持株の時価総額は、昨年末までの2年間に108億レアル減少、2002年の同社の通信セクターの投資比率は11.0%であったが、今では1.0%を下回っている。
BNDESPar会社は、通信セクターへの投資から食品セクターへの投資に切り替えてJBS社、 Marfrig社並びに Vigor社に出資しており、また飼料セクターにも出資を行っている。
BNDESPar会社の2002年の紙・パルプセクターへの投資は全体の8.0%、昨年末には10.0%に増加、2004年のルーラ政権では資本財セクター、ソフトウエアセクター、医薬品セクター並びにイノベーションセクターへの投資を増加していた。
出資企業のトップ10社で全体の84%を占めており、そのうちペトロブラス社並びにヴァーレ社の2社で全体の60%を占め、Fibria社、 JBS社、 Brasiliana社(Eletropaulo並びに AE Tiete)、 Copel社、 CPFL社、 Suzano社 、CEG社並びにEletrobras社の8社で24%を占めている。
昨年のBNDESPar会社はイノベーションや代替えエネルギー企業などに18億7000万レアルの資本参加、第2世代のエタノール生産企業GraalBio社に6億レアル、 風力発電事業のRenova 社には3億1,500万レアル、半導体生産のSix社には2億7,200万レアルを投資している。(2013年3月14日付けヴァロール紙)
