社会経済開発銀行(BNDES)は、インフラ整備部門などの投資向けクレジットを拡大するために、昨年から連邦政府と社債発行による増資について交渉してきたが、5億レアルから80億レアルの増資を行うと予想されている。
BNDES銀行の昨年の純益は、連邦政府要請による銀行金利の低下などの要因で、前年比9.55%減少の81億8,300万レアルに留まっており、また昨年の純資産522億レアルを増加する必要に迫られている。
中銀は国際的に活動する銀行等に信用リスク等を加味して、一定以上の自己資本比率を求める国際的統一基準であるバーゼル指数を最低でも11%以上維持するように商業銀行に指導しており、昨年のBNDES銀行のバーゼル指数は15.4%であったが、2011年は20.6%であった。
しかしバーゼル指数のレベル1の比較ではBNDES銀行は8.35%、イタウー銀行は10.9%、ブラデスコ銀行は11.0%、サンタンデール銀行は19.3%、ブラジル銀行は10.55%とそれぞれ各銀行のバーゼル指数のレベル1を下回っており、唯一連邦貯蓄金庫の6.6%を上回っている。
バーゼル指数のレベル1では最低でも11.0%を上回る必要があるために、BNDES銀行の増資による資本増強をロペス・フィーリョコンサルタント社のエコノミストのジョアン・アウグスト・サーレス氏は肯定している。(2013年2月27日付けエスタード紙)