金融市場関係者の間では、インフレ圧力増加の影響で第1四半期に中銀の通貨政策委員会(Copom)が政策誘導金利(Selic)を引上げる可能性が話題になっていることに対して、中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁がインフレは充分にコントロールされていると強調している。
1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)が2003年以来最高の0.86%に達したが、過去12カ月間のIPCAは6.15%と連邦政府の目標上限値6.5%を下回っているとトンビーニ総裁は説明している。
トンビーニ総裁は、インフレサイクルに突入した場合はSelic金利を引き上げることを否定しておらず、中銀の最終の四半期インフレレポートによると今年のIPCAを4.8%、来年のIPCAを4.9%と予想している。
ファトール銀行のチーフエコノミストのジョゼ・ゴンサルヴァス氏は、年内のSelic金利の引上げの可能性は高まってきているとコメントしている。(2013年2月20日付けエスタード紙)