昨日のドルの為替は、0.80%のドル安となってR$1.986と昨年7月以来で初めてR$2.00を下回り、今年はすでに3.0%のドル安を記録、中銀は今月28日に為替スワップで為替介入をおこなっていた。
連邦政府は、ドル安の為替は輸入製品の上昇に結びついてインフレ圧力を緩和するために為替介入に踏み切ったが、昨年はブラジルの製造業にとってドル高は輸出減少や価格競争力を促すために、ドル安の為替の誘導に必死であった。
元中銀総裁のAC Pastore&Associados社のアフォンソ・パストーレ共営者は、10%のレアル高の為替はインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)の0.8%~1.0%上昇につながると説明している。
インフレが上昇すれば中銀は政策誘導金利(Selic)を引上げる必要に迫られ、銀行金利の上昇並びに与信審査の強化、クレジットの縮小につながるが、ドル安が進行すればブラジルへの投資などが影響を受けるために、連邦政府は難しい舵取りを迫られている。(2013年1月30日付けエスタード紙)