連邦政府の要請で公立銀行のブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫が銀行のサービス手数料を引き下げ、民間銀行の顧客取込みを積極的に行ってマーケットシェアを拡大しているため、イタウー銀行は収益が悪化するにも関わらず、手数料の引き下げを発表した。
イタウー銀行は個人向けの15種類の手数料並びに法人向けの8種類の手数料をそれぞれ引下げると発表、最大で32.5%の手数料引き下げを今月22日から実施する。
同銀行は個人向けの基本パーケージの手数料を10.50レアルから9.85レアルと6.2%の引き下げを実施して新しい顧客の取り込み戦略を展開するが、ブラデスコ銀行やサンタンデール銀行も手数料の引き下げを発表すると予想されている。
昨日のイタウー銀行の手数料引き下げの発表後のイタウー銀行の株価は0.30%減少、過去30日間では13.65%下落、ブラデスコ銀行の過去30日間の株価は10%下落している。
ブラジル消費者保護院(Idec)の調査によると、2011年4月から2012年8月のイタウー銀行のエコノミーパッケージの手数料は36%引き上げされたが、しかし同銀行は2010年2月から手数料の引上げは据置かれていたと説明している。
ブラジル銀行は前記同様に32%引き上げされたが、同銀行では今月8日に24種類の手数料を34%引き下げたと説明、ブラデスコ銀行も前期同様に31%引上げたが、同銀行では、2008年4月から2012年9月までの手数料は主なインフレ指数以下の調整だけであったと説明している。
Idec保護院の調査によると、2011年6月から2012年6月の主要銀行の基本パーケージの手数料は52.43レアルから69.86レアルと33%引上げられている。(2012年10月18日付けエスタード紙)