ヨーロッパの債務危機や米国の経済先行き不透明感の増加などにも関わらず、連邦貯蓄金庫は2014年までに更に2,000支店を開設して、ブラジル国内のマーケットシェア並びに農業クレジット部門などに参入する。
連邦貯蓄金庫は、民間銀行の買収や合併は行わずに支店網を拡張、農畜産業が盛んな中西部地域での農業クレジット事業への参入並びに来年は確定金利オペレーションを行う投資銀行を開設する。
連邦貯蓄金庫は今年のクレジット部門の伸び率を前年比45%、来年は40%増加をそれぞれ予想、同金庫は2008年にパナメリカーナ銀行を買収したにも関わらず、買収後に42億レアルの不正が発覚していた。
今月13日に連邦政府は、連邦貯蓄金庫がクレジット拡大できるようにするため130億レアルの増資を発表、また10月には海外で15億ドルの社債発行をして資金を調達する予定となっている。
連邦貯蓄金庫はブラジル銀行同様に農業部門向けのクレジットに参入予定、すでに中西部地域で試験的なクレジット業務を実施、初年度の2013年向けの20億レアルのクレジット枠を確保している。(2012年9月25日付けエスタード紙)