昨日、国庫庁は償還期間が10年物のブラジル外債Global2023を12億5,000万ドル発行、利回りは過去最低となる2.686%まで低下して世界で最も安全な米国債の利回りを僅かに1.10%上回った。
ブラジル外債Global2023の利回りは今年1月に発行したブラジル外債Global2021の利回り3.449%から約0.8%と大幅に減少しており、10年前の2002年の外債発行の利回りは12.60%と比較すると約10%も下げている。
北半球の夏休みが終了したために、今後は国庫庁の外債発行に続いてブラジルの民間企業の海外での社債発行が活発になると予想されており、今月4日には資源大手のヴァーレ社が15億ドルの社債発行で資金を調達している。
10億ドルの資金調達目的のブラジル外債Global2023の発行では4.5倍の需要があったが、国庫庁では15億ドルまで拡大することも可能であったにも関わらず、発行額を12億5,000万ドルにとどめた。
ルーラ政権の初めの2003年に発効した償還期間が10年物の外債Global2013の利回り10.580%と比較して、海外での資金調達が低金利で可能となってきているために、ブラジル企業にとって海外での資金調達が容易になってきている。
昨日の国庫庁は、償還期間が10年物のブラジル外債Global2023の発行は今年3回目であり、第1回目は1月に発行したブラジル外債Global2021、2回目はレアル建てのBRL2024であった。(2012年9月6日付けエスタード紙)