ブラジル消費者保護協会(Proteste)の調査によると、ブラジルのクレジットカードによる借り入れに適用される年平均金利が1月時点の237.9%から5カ月後の6月時点で323.14%に急増している。
中南米諸国との比較では、ブラジルのクレジットカードの年利は2位のペルーの年平均金利55% の約6倍でダントツ、3位はチリの54.24%、4位はアルゼンチンの50%、コロンビアは29.23%となっている。
中銀による政策誘導金利(Selic)が昨年8月以降では4.5%引き下げられて過去最低となっているにも関わらず、ブラジルのクレジットカードの金利が高いのは、デフォルト率が非常に高いためとなっている。
特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットの年利比較では、1999年5月のSelic 金利は29.5%、同クレジット年利は173.27%、13年後の現在のSelic 金利は8.0%と20%以上減少しているにも関わらず、年利は169.45%と僅かに3.82%減少したにすぎない。
Proteste協会のエコノミストのHessia Costilla氏は、Selic 金利の減少に伴ってクレジット金利が減少しなければならないとコメントしている。
同協会では、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫、イタウー銀行、ブラデスコ銀行など大手銀行を中心にクレジット金利に関するインタビューを試みたが、応じる銀行はなかった。(2012年7月18日付けエスタード紙)