ヨーロッパの債務危機や先進諸国の景気後退によるブラジル国内経済の停滞によるインフレ懸念の減少などの要因で、11日に中銀の通貨政策委員会(Copom)は政策誘導金利(Selic)を全会一致で0.5%切下げ8.0%に決定、過去最低の金利を更新した。
昨日、民間最大のイタウー銀行は個人並びに法人向けのクレジット金利や特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットの金利の引き下げを決定、ブラデスコ銀行並びにサンタンデール銀行、ブラジル銀行、連邦貯蓄金庫などは、すでにSelic金利の切下げに伴って金利を引き下げていた。
イタウー銀行は給料振込口座を擁している顧客に対して、個人向けクレジット月利1.95%-4.89%を1.91%-4.85%、口座借越残クレジット月利3.50%-4.89%から3.46%‐4.85%にそれぞれ引き下げた。
イタウー銀行の給料振込口座を擁していない個人向けクレジット月利2.45%‐6.66%から2.41%‐6.62%、口座借越残クレジット月利5.24%-8.85%から5.20%‐8.81%にそれぞれ引き下げている。
サンパウロ消費者保護センター(Procon-SP)の調査によると、銀行の個人向けクレジットの6月の平均月利は5.5%、7月は5.42%と僅かに0.08%減少したにすぎない。
ブラジル銀行の口座借越残クレジット月利は8.27%から5.7%と大幅に減少、連邦貯蓄金庫の個人向けクレジット月利は3.88%、口座借越残クレジット月利は4.27%とそれぞれ最も低金利となっている。(2012年7月17日付けエスタード紙)