実業家エイケ・バチスタ氏が率いる石油・天然ガス開発会社OGX社が6月26日に発表した カンポス海盆のツバラン・アズール油田の原油生産量が非常に少なく、同社が昨年に発表していた1日当たり2万バレルを大幅に下回る5,000バレルしかないために、金融市場関係者は同グループ企業に対して疑惑を深めている。
EBX社傘下の6企業の2日間の時価総額は132億7,400万レアル減少、今年は322億3,600万レアル減少して企業イメージが大きく低下しているために、今後はイメージ回復に腐心しなければならない。
2010年末のOGX社の時価総額は646億レアルであったが、6月30日には177億9,500万レアル、上記同様にMMX社は53億1,100万レアルから36億2,500万レアル、 OSX社は54億1,500万レアルから25億2,700万レアル、LLX社は32億7,900万レアルから15億3,300万レアルとそれぞれ大幅に減少、唯一、MPX 社は36億レアルから52億3,900万レアルに増加している。
バチスタ氏は市場の信頼回復のために、海外企業によるEBX傘下のグループ企業への投資拡大が必要であり、一方ドイツ国内での原子力発電削減政策導入の影響で、同国の電力大手エーオン(E.ON)社は、海外での投資拡大を余儀なくされており、バチスタ氏のMPX社に8億5,000万レアルを投資して、10%の資本参加を発表している。
またアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府が100%出資するムバダラ投資会社は、バチスタ氏のEBX社に20億ドルを投資して、5.63%の資本参加をしている。
バチスタ氏が率いるLLX社が投資総額40億ドルに達するリオ州のサン・ジョアン・ダ・バーラ市アスー港で、すでに建設が始まっている生産能力500万トンの製鉄所建設に、中国の武漢鋼鉄股份有限公司(Wisco)並びに韓国資本のSK Netoworks社は、資本参加すると発表している。
2010年のOGX社並びにMMX社、 MPX社 LLX社 OSX社の5社のエグゼクティブに対するボーナスなどの支給総額は2億4,380万レアル、そのうちストックオプションは91%に相当する2億2,250万レアルであった。
しかし2011年のこの5社のエグゼクティブへの支給額は、これらの企業の時価総額の減少に伴って1億6,460万レアルに減少、そのうち80%に相当する1億3,170万レアルがストックオプションであった。(2012年7月10日付けヴァロール紙)