中銀の発表によると、5月のクレジット全体の90日以上の支払い遅延の延滞率は、3回連続の銀行金利の低下にも関わらず、6.0%と過去12年間で最も高率となっている。
連邦政府の要請による銀行金利の低下並びにクレジット拡大による新たな顧客増加で、クレジット総額は、GDP比50.1%まで拡大して記録を更新しており、特に自動車購入向けクレジットの延滞率が再び上昇してきている。
中銀の調査によると、7種類の個人向けクレジットのうち6種類のクレジットで延滞率が増加、特に、クレジットカードの延滞率は28.7%から29.5%に拡大して記録を更新、特別小切手と呼ばれる口座借越残クレジットの延滞率は、10.0%から11.3%に拡大している。
連邦政府は、国内消費を拡大するために銀行のクレジット拡大を奨励しており、5月の銀行のクレジット総額は2兆1,300億レアル、銀行の平均年利は、3回連続で引き下げられて32.9%と過去最低となっている。
連邦政府は公立銀行のクレジット拡大を奨励しているために、公立銀行の今年のクレジット増加は、前回の前年比19%から21%に拡大すると予想、一方で民間銀行は12%から10%に縮小すると予想されている。(2012年6月27日付けエスタード紙)