昨日発表された中銀の最終フォーカスレポートによると、鉱工業部門の停滞が国内経済の拡大に足掛けとなっているために、今年のGDP伸び率を2.18%と今月初めの2.72%から大幅に下方修正している。
フォーカスレポートの最も悲観的なエコノミストの今年のGDP伸び率は1.6%とクレディ・スイス銀行のエコノミストグループの今年のブラジルのGDP伸び率予想の1.5%に近づいている。
クレディ・スイス銀行の2.0%から1.5%の下方修正の発表に対して、ギド・マンテガ財務省は、「これは笑い話だ。ブラジルのGDP伸び率がこんな程度に留まるわけがない」と一蹴、マンテガ財務相は3.5%のGDP伸び率を予想している。
4週間前のフォーカスレポートの鉱工業部門の今年のGDP伸び率は1.58%であったが、最終レポートでは0.5%と大幅に下方修正、ヴォトランチン・コレトーラ社のチーフエコノミストのロベルト・パドヴァーニ氏は、今年のGDP伸び率を2.2%と予想している。
インフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は、政策誘導金利(Selic)の更なる引下げで、昨年3月からでは初めて5.0%を下回る4.95%を予想、来年のIPCAは5.50%が予想されている。
また今年のSelic金利は、現在の8.5%から更に1.0%引き下げられて7.5%、来年は9.0%がそれぞれ予想されており、今年末のレアルの為替はR$1.95、来年末はR$1.90が予想されている。(2012年6月26日付けエスタード紙)