クルゼイロ・ド・スール銀行で簿外融資など不適切な経営が行われた影響で13億レアルの欠損が発生していると見込まれており、中銀は、同銀行には重大な規則違反があるために、経営を一時的に引き継ぐとともに特別監査に入った。
中銀による特別監査は180日間続けられる予定であるが、同銀行は欠損を隠遁するために、30万件に及ぶ不正クレジット口座を設けていた疑いがもたれている。
連邦政府は、かつて経営危機に陥ったパンアメリカーノ銀行のような金融システムに対するリスクはないと判断しており、特別な救済策は採用しないで金融市場の判断に委ねる予定であるが、中銀は、すでにPriceWaterhouseCoopers社に同銀行の欠損の調査を依頼している。
中銀は、BTG パクツアル銀行にクルゼイロ・ド・スール銀行の買収を先週の火曜日に1レアルで持ちかけたが、BTG パクツアル銀行は同銀行がパンアメリカーノ銀行のように予期しない欠損を抱えている可能性があるために、信用保証基金(FGC)による保証を要請したが、FGC基金は同意していない。(2012年6月5日付けエスタード紙)