ブラジル銀行協会連盟(Febraban )のチーフエコノミストであるルーベンス・サルデンベルグ氏が7日に発表したレポートに明記されていた「クレジット拡大のための金利の更なる引下げ効果は、現在の非常に高い延滞率の前では限界がある」並びに「貴方は馬を河べりまで連れて行くことはできるが、馬に水を飲むことを強要することはできない」という文言に対して、ジウマ・ロウセフ大統領は、民間銀行のプロボークと受取って不快感を表明した。
ギド・マンテガ財務相は、ジウマ大統領の要請を受けて、Febraban連盟に対してレポートの撤回を要請したために、同連盟は、「このレポートは連盟の正式なレポートではない」と火消し役に回った。
民間銀行の2大銀行であるイタウー銀行並びにブラデスコ銀行は、個人向けクレジット並びに法人向けクレジット金利の新たな引下げを準備中であると発表して、連邦政府との摩擦削減に躍起となっている。
イタウー銀行のロベルト・セツバル頭取は、「クレジット向け金利引下げの見直が完了して、ブラジル国内の経済活性化のために、継続して政策誘導金利(Selic)の引下げに協力する」と強調している。
またブラデスコ銀行のルイス・カルロス・トラブコ・カッピ頭取は、「我々はブラジルの高金利を憂慮しているジウマ大統領に同調するが、時々、連邦政府から厳しい要請があったにもかかわらず、ブラジルのために今までそれを受け入れてきている」と述べている。(2012年5月9日付けエスタード紙)