ブラジル国内の経済成長率の鈍化並びに政策誘導金利(Selic)の切下げに伴って銀行の金利の低下、延滞率の増加、クレジットの減少などの要因で、第1四半期のブラジル国内銀行の純益伸び率は鈍化すると予想されている。
ブラデスコ銀行の第1四半期の純益予想は、27億5,300万レアルと昨年同期の27億レアルを僅かに上回ると予想、クレジット部門の伸び率は前四半期比では1.5%増加、過去12カ月間では12%の増加に留まると予想されている。
イタウー銀行の第1四半期の純益は、前年同期比で3.0%増加の36億4,600万レアルを予想、延滞率は前四半期の4.9%から5.2%の増加を予想、クレジットは1.3%の増加に留まると予想されている。
サンタンデール銀行の同期のクレジットは、個人向けクレジットが牽引して前四半期比で3.8%、過去12カ月間では19%とそれぞれ増加すると予想されているが、クレジットの増加に伴って延滞率の増加が予想されている。
ブラジル銀行の同期の純益は前年同期比で5.0%減少の27億4,900万レアルを予想、個人向けクレジットを中心にクレジット部門が伸び悩んでいるが、農村部のクレジットは拡大している。(2012年4月21日付けエスタード)