ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、昨年の原油・天然ガスの生産総量は9億1900万バレル(boe)で記録を更新、原油生産は前年比2.5%増加の7億6,800万バレル、天然ガスは4.9%増加の240億立方メートルであった。
昨年12月の原油生産は前月比1.0%増加の1日当たり266万バレル、過去10年間では原油生産が45%、天然ガスは55%とそれぞれ大幅に増加している。
また天然ガスの採掘方法の進歩で採取した92.7%が利用されており、昨年の1日当たりの天然ガスの利用度は27%増加の480万立方メートルに増加している。
ブラジル国内の原油・天然ガスの油田総数は9,043ヵ所、そのうち海洋油田による原油生産は全体の91.9%、天然ガスは76.2%となっており、ペトロブラス石油公社の生産が圧倒的に多い。
昨年12月の岩塩層下(プレソルト)原油の生産は前月比6.3%増加、特にサントス海盆のルーラ油田の増産が寄与、その他ではオストラ油田、アルバコラ・レステ油田となっている。
原油生産の大きいのはカンポス海盆のロンカドール油田、天然ガスはアマゾナス州ソリモンエス流域のウルク油田があり、ブラジル国内の原油生産のうちで石油精製が容易な軽質油は僅かに8.0%、重質油は39%、その中質油が大半の53%を占めているが、プレソルトの原油は軽質油が多いために、今後の開発が急がれている。(2012年2月3日付けエスタード紙)