日本の公正取引委員会に相当する経済防衛行政審議会(Cade)はShell社とCosan社のジョイントベンチャー企業Raizen社設立で独占禁止法に触れるために、Cosan傘下のJacta Participação社を10月末までに、コンペティターに譲渡するように命じていた。
BP傘下のAirBP社が1億5,000万レアルから2億レアルで同社を買収してブラジルのジェット燃料部門に参入すると予想、この買収でサンパウロのグアルーリョス空港、ヴィラコッポス空港やリオのガレオン空港など、主要7空港でジェット燃料の販売が可能となる。
AirBPはグアルーリョス空港でのジェット燃料販売では14%、ガレオン空港13%、レシーフェでは18%のシェアを占めると予想されている。
今回のAirBPへのJacta Participação社の譲渡で、ブラジル国内のマーケットシェアはBP Distribuidoraが60%、Shell25%、AirBP15%を予想、ジョイントベンチャ-企業Raizen設立以前はShell が30.8%、,Cosanのマーケットシェアは10.7%であった。
昨年のブラジルのジェット燃料消費は62億5,000万リットル、今年10カ月間では57億リットル、今年は前年比12%増加の70億リットルが予想、ブラジルの航空会社ではジェット燃料費がコストの35%から40%を占めている。(2011年12月13日付けエスタード紙)